イデコに加入されている方に朗報です。
受取開始時期が拡大されました。60歳か70歳までの間での選択が75歳まで広りました。
60歳までだった掛け金の拠出が65歳までに延長されました。
企業型DCは70歳まで加入可能になりました。厚生年金被保険者であれば加入者となることができます。
今回の改正点は、税制改正大綱を熟読しないと勘違いしてしまいます。
この企業型DCは、厚生年金に加入+加入が労使で決められた規約があることが必要です。
60歳以降に嘱託待遇で再雇用されて勤務する際、企業型DCの加入はどうなるのでしょうか。
上記の条件に当てはめると、
① 厚生年金に加入していること
② 加入できる規約の定めがあること ですね。
仮に②の規約の定めがなければ加入できないということになってしまいます。
次に、第1号被保険者である自営業者や第3号被保険者である専業主婦の人についてです。
60歳以降は国民年金の被保険者ではなくなるため、これまで通りiDeCoへの加入はできません。
先日、50歳からでも十分にメリットはありますか?とご相談を受けました。
答えは、イエス。
なぜなら、イデコの掛け金は全額所得控除され、所得税と住民税の負担が軽くなります。運用益が非課税であり、受取時も公的年金控除対象となり、お得です。
今後、70歳まで働く人が増えることが予想されることを受けた今回の改正です。
ますます「ライフプラン」の重要性が増えてきます。
2020年の初めに、ライフプランを作成してみませんか。