2023年4月から大人も自転車に乗る時は、ヘルメットを被ることが決められました。
皆さんはヘルメットを着用していますか?
サイクリングロードでロードバイクのスポーツタイプに乗る時はヘルメットをかぶっていますが、
通勤時に駅まで行く際にはかぶりたくないなぁ。。。が本音です。
駅まで行き、駐輪場に自転車を預けてもヘルメットを預ける場所がありません(確かに。。。)
セットした髪がつぶれてしまう。。。からヘルメットは面倒くさいなぁ.
そんなことを思っているとケガして痛い目に遭うかもしれません。
滝川クリステルさんが自転車で転倒して眉脇を10数針も縫う怪我して、
痛々しい写真をアップしていました。
ヘルメットを被っていたら、ここまでのケガにはならなかったかもしれないと啓発のために写真をアップされていましたね。
今日は皆さんにはヘルメットとともに自転車保険にも関心を持ってもらいたいです。
覚えていますか?
小学生の男の子11歳が夜、自転車で坂道を走っていて、62歳の女性と正面衝突。
女性は意識が戻らない状態となってしまいました。
裁判所の判決で9,521万円の賠償金
子供が起こした事故ではありますが、保護者である母親に支払い命令が出ました。
(神戸地方裁判所 平成25年7月4日判決)
この事故の後、兵庫県は自転車を購入した人への自転車保険の加入を義務付ける条例を全国の自治体で初めて施行して注目を浴びました。
自転車保険と個人賠償責任保険の違いは?
簡単にいうと
自転車保険は、自分のための保険。
個人賠償責任保険は、相手やモノに対して賠償する保険。
自動車保険や火災保険 クレジットカードに個人賠償責任保険特約を付けている方も多いのではないでしょうか。
ご自身が加入している又は付帯している賠償金額はいくらですか?
自転車事故が起き、加害者となった場合に賠償金額が高額となっています。
無制限になっていれば安心です。
個人賠償責任保険は、日常生活での損害賠償事故に備えるためのものですから、補償される範囲は広くなっています。
事故は、自分が気を付けていても巻き込まれてしまう場合があり、死亡や重い後遺症になることもあります。
加害者にも被害者にもなりたくありませんが、どちらにもなりうるリスクはありますね。
そのための備えはしておきましょう。ヘルメットも忘れずに。