若いころ(ん~今から30年くらい前です)は、「給料の2割を貯金しなさい」と言われて育ちました。
現在は、皆さん、どのくらい貯金しているのでしょうか。
ちょっと覗いてみましょう。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2020年)」によると
【単身世帯】貯蓄額平均 ・中央値・貯蓄ゼロ率
貯蓄額平均 | 中央値 | 貯蓄ゼロ率 | |
20代 | 113万円 | 8万円 | 43.2% |
30代 | 327万円 | 70万円 | 31.1% |
40代 | 666万円 | 40万円 | 35.5% |
50代 | 924万円 | 30万円 | 41.0% |
60代 | 1305万円 | 300万円 | 9.4% |
【二人以上世帯】貯蓄額平均・中央値・貯蓄ゼロ率
貯蓄額平均 | 中央値 | 貯蓄ゼロ率 | |
20代 | 292万円 | 135万円 | 16.0% |
30代 | 591万円 | 400万円 | 8.2% |
40代 | 1012万円 | 520万円 | 13.5% |
50代 | 1684万円 | 800万円 | 13.3% |
60代 | 1745万円 | 875万円 | 18.3% |
毎月どのくらい貯金をしているかは、平均16%でした。
(手取り額の16%です)
貯蓄ゼロという世帯も意外に多いのは、ちょっと心配。
自分に合った貯金額がいくらに設定すれば良いのでしょうか。
まず、生活費を確認しましょう。
・食費
・住居費
・水道光熱費とスマホなどの通信費
など毎月出ていく金額をざっくりと合計すると、いくらですか。
手取り額から生活費を引いた金額が貯金できる金額のもとになります。
新社会人は生活費の三か月分を貯めましょう。
生活費が15万円ならば、15万円×3か月=45万円
これを1年間で貯めるならば、37,500円 毎月38,000円を使わずに貯めましょう。
手取りから生活費を引いて、余ったら貯金をする方法では、まず、貯金できません。
「今月は、飲み会が多かったから。。。」
「セールで洋服を買ったから。。。」
などの言い訳をしてしまいますよね。
財形貯蓄や給料日に引き落とされる定期預金などを利用して、
使えるお金を少なくしておくことも、貯金額アップの秘訣です。
貯金する目的は、様々です。
20代30代なら、結婚や海外旅行 資格取得のための費用など
30代40代以降ならば、家の購入、教育資金、老後資金、親の介護費用、旅行などなど
逆算して貯金することも大事。
ライフプランをシュミレーションすることで、ライフイベントを見える化して、そこ向かって確実に貯金できるようになります。
人生の未来予想図であるライフプランのシュミレーションを体験しましょう。