ソロ活 資金計画

老後のお金はどのくらい必要?


アラフィフ(50歳前後の方のことです)から、よくご相談を受ける言葉です

50歳を過ぎて、60歳の定年が視野に入って「老後」が現実味を帯びる。
不安からのお言葉です。

特に、未婚の方、今はシングルの女性は、男性に比べて給与も年金も低いとされています。
老後サバイバル資金計画・ソロ活資金計画をどう立てていけばいいのでしょうか。

まず、

  • 年金の金額のチェック
    「ねんきん定期便」で将来の見込み額が分かります。
    この定期便には、今の状態で60歳まで働いた場合の65歳からもらえる金額が表示してあります。
  • 現在の支出とリタイア後の支出のチェック
    総務省の家計調査によると65歳以上の女性単身世帯の消費支出 月平均14万円です。

通常は、年金収入-生活費=赤字となります。

この赤字を少しでも小さくするなどの対策はあります!

60歳以降も働く
50歳からでもコツコツ積み立てる
iDeco
NISA
個人年金に加入する
年金を繰り下げる

不安はまだありますよね。

病気になったり
介護が必要になったり
認知症になるかも

終活のお金も考えましょう。
生きるにも死ぬにも、お金が費用ですね。
おひとりさま道をまっすぐ歩くため、お金に目を背けずに考えてみませんか。

ますます大病院に行けなくなる?

大学病院や地域の中核病院などのような大病院を受診したことはありますか?
受付も会計待ちも待合室も人・人・人

具合が悪くて行っているのに、手術後間もなくても座るところがありません。まるで、イス取りゲームです。

そのために、大病院に患者が集中しないように、紹介状なしで受診した場合は、5,000円を治療費とは別に支払っていました。

2022年10月からは、その5000円が7,000円になり、医療費の一部が健康保険の対象から除外されます。

初診の場合は2,000円
再診の場合は500円

ということは、私たちが窓口で支払う金額はいくら?

2021年度 5,000円 + {医療費10,000円×30%(会社人などは3割負担)=3,000円}
窓口で支払う金額は、8,000円

10月から 7,000円 + {医療費(10,000円-2,000円)×30%=2,400円} 

窓口で支払う金額は、9,400円
増えますね。。。。

ちなみに、病院側は10月以降も収入には変わりがありません。

大きな病院のほうが安心だから
有名なドクターがいる大学病院に通いたい
その気持ち、よく分かります。

本来なら、軽症の患者をかかりつけ医や中小病院に、大病院が紹介して、連携を図ることが、今回の改正の趣旨のために、大病院の収入は変わらないのです。

10月からは、A大学病院の内科に通っていても、A大学病院の泌尿器科を受診する場合にも、ドクターの紹介状が必要になります。

普段、病気とは無縁の方はかかりつけ医はいなかもしれません。
自分のことを把握してくれるかかりつけ医がいると安心ですよ。

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