9月のブログで「N-NOSE」をご紹介をしたところ、反響がありましたので、
ふたたびN-NOSEについてご紹介します。

最近、テレビCMで東山紀之さんが出演しています。ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

山手線のテレビCMでは、
コロナ禍によりがん検診が減少している。
尿1滴でがん検診ができます。詳しくは『えぬのーず』まで。
でした。

それでは、このがんの一次スクリーニングのN-NOSEについて
少々解説しましょう。

体長約1ミリの線虫というものを使って、がんを早期に発見しようとするものです。

がんの匂いに注目して、線虫が尿によってがんの有無を識別できることを突き止められ、これを利用した検査方法です。

線虫は土壌などに生息する微小生物。嗅覚は犬より優れていると言われています。
この嗅覚に優れた生物「線虫」が尿に含まれるがんの匂いを検知して、精度86%で判定ができるがん検査です。

線虫が反応することがわかっているがんは次の15種類です。

①胃がん②大腸がん③肺がん③乳がん④子宮がん⑤すい臓がん⑥肝臓がん⑦前立腺がん⑧食道がん⑨卵巣がん⑩胆管がん⑪胆のうがん⑫膀胱がん⑬腎臓がん⑭口腔・咽頭がん

簡単で痛みがなく、早期がんにも反応することが確かめられています。しかし、健康保険適用外のため、1万円程度で検査が実施されています。

N-NOSE検査では、ステージ0でも、反応するそうですから安心ですね。

検査結果で、陽性反応のように「がんのリスクがある」と出たら、専門医を受診しましょう。

健康診断と同じくわずか1滴の尿で検査ができるため、身体への負担がありません。

自宅に取りに来てもらうか指定の場所に提出すればOKです。

がんは、がん検診をして、早期発見早期治療が大切です。

特に子育てや仕事で検診率が低い若い女性に積極的に利用して欲しいと思います。

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