株式等の契約先照会制度をご存じですか

前回のブログで、7月から生命保険協会で生命保険契約の有無について照会ができるとお知らせしました。

生命保険があるならば、株についてもあるのでは?と思われたと思います。

はい。あります。

株式や上場投資信託の口座がある証券会社や信託銀行がどこにあるのか、保有者以外でも問い合わせることができます。

問い合わせの窓口は、証券保管振替機構(通称ほふり)です。

必要書類を郵送して、代金を支払って開示結果を受け取ります。

費用は本人請求分 1件4,400円
相続人などの請求分 1件6,050円

必要書類は、本人、本人の法定代理人、本人の任意代理人、法定相続人、法定相続人の代理人、遺言執行者の請求者によって異なります。

この照会でわかるのは、どこの証券会社等に口座があるかです。
保有株式の銘柄や残高などは、開示してくれません。

保有状態を確認するには、口座開設をしている証券会社等に改めて問い合わせる必要があります。

生命保険の照会に比べて、照会費用はちょっと高め。2019年3月までは1件2,000円でしたので、それだけ照会が多いということですね。

昔に比べて、長生きになり、人生100年時代とも言われます。
老後のために、資産運用をするために保有している口座ですが、自分の死後や認知症になったときの管理について、悪用する者を防ぎ、どうやって守っていけば良いのか悩ましい限りです。

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この一年にがん検診に行きましたか

新型コロナが日本にまん延して、1年以上になり、今までと生活が一変してしまいました。
皆さんは、がん検診、健康診断に行きましたか。
毎年、誕生日月に人間ドックを受診していた人が行かなくなってしまったという方もいます。

日本対がん協会によると、がん検診の受信者が例年に比べて3割以上減少する見込みだとしいます。がん検診が減ると、早期がんの発見が遅れ、治療も遅れてしまいます。

みなさんに声を大にしてお伝えしたいのは、以下の3点です。
①がんは早期のうちは無症状であることがほとんどです。
②がん検診の受診を控えることは、がんの発見を遅らせる可能性があります
③定期的にがん検診を受けることが病気の早期発見・早期治療につながります。

コロナには感染しなかったが、がんでは手遅れになってしまった。。。ということがない様に、身体のメンテナンスも忘れずに。

契約照会制度が創設されました

生命保険協会で、「生命保険契約照会制度」が創設されました。
これは、災害時の死亡や行方不明によって、生命保険契約に関する情報がわからなくなり、保険金等の請求が困難になった場合に利用できます。

今回、災害時だけではなく、平時の死亡や認知判断能力の低下でも生命保険契約の有無について照会ができます。

調査してもらえるのは、生命保険契約の有無です。
契約内容の種類や保険金等の請求代行を行ってくれる制度ではありません。

生命保険協会には、日本で営業する生命保険会社全社が加盟しているので、このような調査ができるのです。
調査結果から契約の存在が確認された場合には、手続きなどのお問い合わせは、各保険会社のコールセンターへ連絡をします。

制度を利用できる人は、法定相続人、法定代理人、3親等内の親族など。
照会の申請方法は、インターネットまたは郵送。
制度の利用料は、平時においては、1回の照会につき3,000円(税込)。

また、個人情報保護法の趣旨のもと、照会者の範囲や必要書類を厳格に定めており、利用にあたっては、利用料のほか、公的書類や医師による所定の診断書等の取得費用の負担が必要になります。

 

皆さんへのアドバイスです。制度を利用する前に以下のことを行いましょう。
①生命保険証券を探す
②生命保険会社から定期的に送付される通知物を探す
③通帳で保険料の口座振替履歴等を確認する。

 

将来、家族が「生命保険契約の有無がわからない」と困る事態にならないように、保険証券などは、ファイリングをして保管場所を決めて、その情報を家族と共有しましょう。

通帳は捨てないで!

相続税の申告準備のために、税理士から被相続人(亡くなった方)の死亡前5年分の通帳の提出を求められました。
なぜ、提出するのでしょうか。税理士先生に尋ねました。

税理士先生曰く、相続人は隠そうとするからだそうです。

例えば、「3年前に3,000万円の現金を貰ったけど、税務署にはバレないでしょ?」とか「少しくらい隠しても税務署にはわからないでしょ?」と名義預金をしていたり、贈与を隠したりします。
保険料の引落があるのに、その契約に対応する保険金がないなどを確認するためにに提出をしてもらうそうです。

確かに、親の加入保険も所有している銀行口座も別居している子供が知ることは難しいですよね。

もし、通帳を全部捨てていたら、どうしましょう。安心してください。
銀行に取引明細を取得することができます。ただ、発行手数料にはちょっと驚きます。
ちなみに、三菱UFJ銀行・みずほ銀行など1ケ月あたり330円
ゆうちょ銀行の場合 通帳1冊につき520円です。

相続税の申告が必要になる方は、通帳を残しておくことをお勧めしたいです。

皆さん、高齢になったご両親の加入保険状況と保有している銀行口座は、確認しておきましょう。