不動産鑑定士 置鮎謙治先生をお呼びしました。第2回

9月11日弊社にて、不動産鑑定士 置鮎謙治(おきあい けんじ)先生を

お招きして講義をして頂きました。

 

1年ぶりのご登壇です。

今回のテーマは、「不動産査定書を読みこなす~押さえておきたいポイントはココ~」。

 

皆さんは、不動産査定書を見た経験ありますか?

経験のある方は少ないと思います。

ということは、“査定書”をみる時には何が書いてあるのか分かりませんよね。

 

例えば、健康診断の結果を見たときに、Γ―GTPやらクレアチニンやら

の項目があっても、それが何を示すものなのか、また、その数値の高低が

どう健康に影響するのか分からずに見ていませんか?

 

その?マークを!マークにするための解説を今回のセミナーで

講義でした。

売買時や相続の遺産分割時などに査定書が活用できます。

 

不動産鑑定士の鑑定の仕事は、情報とセンスがなければ成功しないのだと

実感しました。

 

ここで、置鮎先生のプロフィールをご紹介します。

 

不動産鑑定士

住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーCFP(R)

 

大学卒業後、政府系金融機関に勤務後、不動産鑑定士事務所勤務を経て

2008年10月に「おきあい事務所」をか設立。

 

不動産鑑定業務はもちろん不動産コンサルティング業務をはじめ

不動産・住宅ローン・相続を中心にライフプランニングを行っています。

執筆・セミナーも多く開催しています。

 

私見ですが、

人の話をよく聴くことができる方で、とても明るいので

何でも相談したくなる先生ですよ。

 

次回の置鮎先生のセミナー情報です。

日時    11月16日(土)13:30~16:30

テーマ   不動産調査のポイント

法令規制・権利関係、そして現場

講師先 ゆうちょ財団

参加費   4,000円

 

 

不動産売買などを予定されている方などは、

セミナー参加をお勧めします。

一度、置鮎さんのセミナーをのぞいてみてください。

どうする?お墓の問題

墓じまいをすれば問題を次世代に先送りしなくて済む?!

 

「墓じまい」は、右肩上がり。

2007年度は73,924件 2016年度は97,317件で、32%増加しています。「埋葬及び火葬の死体・死胎数並びに改葬数,都道府県-指定都市-中核市(再掲)別」(厚生労働省)

 

この墓じまいが増えている背景には、少子・高齢化が関係しています。

「子供に墓で苦労をさせたくない」

「生涯独身や子供がいない夫婦で承継者がいないから」

「お墓が遠くて管理が大変だから」などなど。

管理の負担・金銭的な負担・承継者の不在から墓じまいをする方々が増加しています。

 

そもそも、「墓じまい」とは何を指しているのかというと、

これまでのお墓を撤去・処分することです。

 

一般的には、骨を出して、更地に戻して墓地を返します。

骨はそのままにしておけませんので、新たな場所へ納めることになります。

 

例えば、新潟の両親のお墓を息子の住居近くの横浜の霊園へ移動させることです。

改葬ともいいます。

もちろん、永代供養にすることもあります。

 

この「永代供養」とは、墓石を立てて子孫へ引き継ぐ従来の形ではなく、お墓参りをしてくれる人がいない、またはお墓参りに行けない方に代わって、寺院や霊園が管理や供養をしてくれる埋葬方法のことを指しています。

合同墓や樹木葬も一種の永代供養といえるでしょう。

 

 

亡くなった人を敬うのに、“霊園の墓石の前で手を合わせる“という形にこだわりがない人が多くなりました。

家長制度、家督相続など「家」を尊重してきた時代とは大きく変化をしています。

なんと、スマホで墓参りの時代も始まりつつあります。

 

皆さんは、墓を残したい派ですか?それとも、墓にこだわらない派ですか?

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