空き家である実家の相続はデメリットだらけ

自宅を空き家にして、老人ホームに入居していた山田さん。
配偶者は20年以上前にお亡くなりになっていました。
子供は、東京に住む長男と大阪に住む次男の二人。
そんな山田さんが亡くなりました。

兄弟は、空き家になっている実家を誰が相続するのかでモメました。
二人とも持ち家があり、相続しても実家に住むことはありません。
また、賃貸できるような物件でもありませんでした。

しぶしぶ二人で共有という形で、相続をして売却をすることにしました。
売却することを決めても、山あり山あり。
売却依頼をしても、築40年。
都内にあるとはいえ、最寄り駅まで徒歩25分。敷地に車を駐車できるスペースもなし。
なかなか買い手が現れず、3か月が過ぎ6か月1年と時間だけが過ぎていきました。

売れなくても住んでいなくても、固定資産税の納税通知書は送られていきました。なんと年間25万円。
兄弟二人にとっては、痛い出費でした。「父が生きている間に売却をしておけば良かった」というのが、お二人の感想でした。

総務省が5年ごとに実施している令和元年9月30日発表「住宅・土地家屋統計調査」(平成30年分)によると、
居住世帯のない住宅のうち,空き家は 848 万9千戸。

2013 年と比べ29 万3千戸(3.6%) 増となっています。
また,総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)は 13.6%となり、2013 年か ら 0.1 ポイント上昇し過去最高です。

今回の調査発表をみても、空き家の数は上昇傾向にあります。
これから団塊の世代の先輩方が人生を終えられる頃には、投資用に購入していた賃貸住宅や別荘なども増えてくると予想できます。

遺す側も残される側も、空き家が負の遺産にならないように準備が必要です。

もし、皆さんが空き家となった実家を相続したら、どうしますか。

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